阿蘇の動き②

5月 22
2014

こんにちは!阿蘇地域振興デザインセンター瀬津田です。

今日は昨年5月29日に阿蘇地域が認定されました、世界農業遺産についてお話ししたいと思います。
まずは世界農業遺産について少し説明を。
世界農業遺産とは、長年継続されてきた伝統的な農業や、自然維持、生物多様性などの保全を目的とされた、世界的な重要な地域を国連食糧農業機関(FAO)が認定するものです。昨年富士山が登録となった世界文化遺産(世界遺産)との違いは、世界文化遺産は不動産などを登録するのに対し、世界農業遺産はシステムなどを認定するという違いがあります。

阿蘇が世界農業遺産に認定されたのは、2013年5月29日。もうすぐ1年となります。
それを記念して、5月21日阿蘇いこいの村にて、第2回阿蘇世界農業遺産推進協会総会・阿蘇地域世界農業遺産認定1周年記念シンポジウムが開催されました。

まず始めに、熊本日産自動車(株)から世界農業遺産への支援として阿蘇管内の全市町村に電気自動車リーフの無償貸与、贈与していただいたことを記念してテープカットなどの日産リーフセレモニーが行われました。

セレモニー後、世界農業遺産に登録されてからの去年1年間の取り組みや今年の方針などを決める、第2回阿蘇地域世界農業遺産推進協会総会が行われました。総会では様々な意見が飛び交い、世界農業遺産の地で生産される農作物のブランド化や、世界農業遺産を活用した取り組みなどの募集の提案もありました。

総会終了後、阿蘇地域世界農業遺産認定1周年記念シンポジウムが開催され、南小国町・JA阿蘇青壮年部高森支部・阿蘇中央高等学校の3団体の事例発表が行われました。

南小国町では、世界農業遺産認定後、世界農業遺産をアピールするモニターツアーや地産地消を薦める会議などの取り組み発表がありました。NPO法人みなりんくを立ち上げ、環境保全活動や交流人口の拡大、食とエネルギーなどの観点からこれからの1000年につなげれるような取り組みを推進していくと述べられました。

JA阿蘇青壮年部高森支部の事例では、阿蘇を代表するあか牛をなんとかPRできないかとの議論になり、焼きそばにあか牛のホルモンを使った「ASOたかもり赤ホル焼きそば」を開発し、これから高森町の飲食店でだせるようなものにしていきたいとの抱負を述べられました。

阿蘇中央高等学校の事例では、野焼きの歴史や草原の大切さについて発表があり、草花図鑑の作成や草どまりワークショップなどをひらき、草原文化について理解を深め、美しい草原の維持のために活動を続けていくとの発表がありました。

最後に熊本日産自動車株式会社古荘常務取締役より『「電気自動車の聖地化」による観光と環境の両立』というテーマでの講演があり、「阿蘇を電気自動車の聖地に!」というアイデアを提案していただきました。電気自動車は排気ガスを排出しないため、環境にやさしく生物多様性などを汚染しないとのこと

「阿蘇の草原の維持と持続的農業」。これらの営みは昔々から代々受け継がれてきた、阿蘇にとっては当たり前のこと。しかし、俯瞰してみてみると世界的にも稀なことで、阿蘇という地は素晴らしい文化・伝統が守り受け継がれてきた地であると考えさせられます。
これからもこの取り組みを絶やさぬよう、みんなで守っていかなければなりませんね!!

長くなりましたが、今回はおしまいです。

阿蘇の動き①

5月 16
2014

こんにちは!阿蘇地域振興デザインセンター瀬津田です♪

長らく更新が止まっていました、このブログですが、今からまた阿蘇地域振興デザインセンターの取り組み、阿蘇のみどころなど、随時アップしていきたいと思っております。
さてさて、今年の阿蘇の動きについて少しご紹介をします。

まずは阿蘇ジオパーク!
ジオパークって何?と思われる方もいらっしゃると思いますので、少し説明します。
ジオパークとは、簡単に言えば、「自然に親しむための公園」のことです。阿蘇は阿蘇山に始まり、世界最大級のカルデラ、湧水、温泉、動植物など自然が何万年もかけて作り上げてきたものがたくさんあります。そこに住む地元の人たちで、保全、教育的に活用し、ジオツーリズム(ジオパークを肌で感じる)を推進するというのが、ジオパークの活動になります。
阿蘇ジオパークのテーマは「阿蘇火山の大地と人間生活」であり、阿蘇に住むたくさんの人々は、活火山である阿蘇山とともに共存し、その自然の恵みを活用し、様々なことに取り組んでいます。

阿蘇ジオパークは2009年に日本ジオパークに認定されており、世界ジオパーク認定に向けて前進しているところであります。
今夏、阿蘇ジオパークは世界申請に向けた、現地審査が行われます。ただいま正念場です!たくさんの方々に阿蘇ジオパークのことを知ってもらい、「阿蘇の自然」を感じてもらえたらうれしいです。
ジオパークについては今日はここまで。また現地審査、その後のことも報告できるよう努力します!
興味がある方は阿蘇ジオパークのホームページへGO!facebookも更新中です!

続きはまた今度~。

阿蘇ジオパークホームページ